Night Food



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商品カテゴリー:インディーズ,歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:BIG NOISE FROM WINNETKA~黒アリのマーチングバンド, くちばしにチェリー, あしながのサルヴァドール, 5月のクローバー, チェルシーはうわの空, PAPPAYA, 老いぼれ犬のセレナーデ, WHOLE WORLD HAPPY, SORA NO LION,
セールスランク:9640 位
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参考価格: 483円 (税込)

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1996年結成、2000年のミニアルバム『色彩のブルース』からのブルージーな表題曲に人気が集まり、インディーズ(当時)ながら一躍注目の存在となった中納良恵&森雅樹の2人組、エゴ・ラッピンの3rdアルバム。
レトロなトランペット、軽やかなドラム、グルーヴィなベースと、まるでライヴ演奏を聴いているかのようなスウィング感あふれるジャズサウンドに、中納良恵の全力ヴォーカルが光る<1>、スリリングなムードを生み出すホーンセクションと熱い歌声の高らかなセッション<2>(日本テレビ系ドラマ『私立探偵 濱マイク』主題歌)、ラウンジミュージック風のムーディなサウンドに乗せ、優しくクールなヴォーカルで包み込んでくれる<3>をはじめ、心地いいジャズ演奏をベースに、レトロでオシャレな世界を繰り広げてくれる。(速藤年正)



EGO-WRAPPIN'の内向的アプローチ作品。ジャズへの垂直な深みと、横への音楽性の広がり

序盤に「くちばしにチェリー」が収録される等、彼ららしくガレージ的なスウィングで幕を開けるのですが、しかし作品全体は3「あしながのサルヴァドール」からスムース・ジャズへと流れ始め、非常にアンビエントな作風になっています。この広げ方に私は改めて惚れました。というのも静的な音楽が、中納氏の繊細な透明度や抑揚による官能の側面を見せてくれたからです。勿論従来にもそうした曲はありましたが、今作は積極的に内に深くなった新しいEGO WRAPPIN’をきかせます。開放的で情熱や悲哀を原色で映す歌声だけでなく、透明で儚い色彩による歌声もあるのだと、静かに満ちてゆく音楽をみせます。勿論、その間もジャズの内省的な加熱は止まず、彼女の声と内なる相乗感を静かに作り出してゆくのが聴き所でした。

「5月のクローバー」では浮遊感溢れるラウンジ系に。ゆったりと刻むビートが、行間を作り出し、サイレンスの世界へ誘います。一方「チェルシーはうわの空」では、ビリー・ホリデイのように枯れたブルージィな風情を中納氏の声に。これも今作ならではの味わいですね。内に湛えた情熱は歌手の力量をみせつけます。
「PAPPAYA」は聴き所。後半で内省的なまま加速してゆき昇り詰める高揚は、開放一辺倒のコンポジションとは違う深みがみられます。その上で奔放なスタイルにも負けない力強さなのです。決して単なるラウンジや心地よいだけのスムース・ジャズに終らせていないぞという、今作の気合の象徴です。

7「老いぼれ犬のセレナーデ」のブルーは最も深き闇。男の背中のような悲哀で私はいちばんお気に入りです。のらりくらりとしたベースの気だるさが最高ですし、この曲も後半が見せ場になっています。8では一気にコードが明るくなり、芳しくトロピカルな色彩に。ラスト曲はアコースティック・ギターの柔らかさと、中納氏のミスト声が溶け合い、今作のスムースさの代表的な曲です。
ヘイ!クールダウン

エゴラッピンのこのアルバムの「老いぼれ犬のセレナーデ」という曲は、ヘイ、クールダウンとかすれたVoがタマらないJーPOPの金星として後世に残るだろう。これほど動と静に彩られたアルバムの珠玉の数々は、どれも刺激に満ちて光りを放っている。静なるブルースは哀愁を感じるリラックスへと導かれる感覚がいい。しかしこのブルース、70年代の若かりしときの和田アキ子の「メトロ」「帰り来ぬ青春」と似ている。J−POPの金字塔的アルバム。
好きなんだけど

いままでとはちょっと違う雰囲気です。
どの曲もいいのは確かだけど、何回も何回も聴きたくなるような
曲が少なくなったような。

いわゆる普通のアーティストに近寄った感じです。
でも、魅力がなくなったわけじゃないです。
エゴラッピンの本質は変わってないと思います。
まだまだ期待してます。
浅くごった煮の楽しさがある

ちょっと聴くとジャズっぽくてグルービー、オシャレな作品。このエセっぽさがこの人たちのいいところ。ego-wrappin'のジャズやブルースがホンモノかホンモノじゃないかなんてプロレスがガチンコかどうかの議論と同じように不毛です。ただエセでここまで楽しく聞かせられるってのもたいしたものだと思います。HYPE(笑)で片付けないで聞いてみましょう。
違和感あり

 古くからのファンで、彼らがメジャーになったことは喜んでいる。しかし本作の路線には少々違和感があった。初期作品に多く見られた、抑制の効いた品の良いノスタルジアも捨てがたかった。また、「苦味」や「毒」にしてもじわじわしみ込んでくるような不健康な味わいが良かったのだが、本作ではなんだか毒々しさばかりが強調されているようで、少々どぎつく、作為的にさえ感じた。料理で言うと出汁が足りないのを化学調味料や香辛料でカバーしようとしているようなものか。勝手な思い入れに過ぎないが、これは本当に彼ら自身が作りたい音楽なんだろうかとさえ感じた。もちろん全否定するわけではない。こういうエゴ、もまた良い。でも今後こればっかりでは物足りない。



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